2026/07/28

ももかぐこらむ No.4

* * ♪ ♬   ももかぐこらむ ~知ってみよう、里親のこと~  ♪ * *

4回目の今回は、養育里親さんの里親体験談をご紹介いたします。

里親認定から委託までの思いを綴っていただきました。

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 私たち夫婦が里親を考えたのは、もともと夫婦の人生設計の選択肢の中の一つでした。認定を受けた後は、いつお話がくるかな、どんなご縁があるかな、いざ話が来たときはこうしよう、などと夫婦でたくさん話して、期待と不安が入り混じった日々を過ごしていました。

 初めてお話がきたのは夏でした。心待ちにしていたはずなのに、「本当に私たちでいいのかな」「生活がどうなるのかな」と急に不安に襲われました。

 覚悟ができてお返事をした後、すぐに初めての面会がありました。施設の部屋で待っていると、職員の方に抱かれた子どもの可愛らしい足が最初に目に入り、「可愛い!」という声が私たち夫婦の第一声でした。そこで感じたのは、「この子の未来を繋いであげたい、豊かなものにしてあげたい」という気持ちでした。

 週2~3回の面会の中で、初めはあまり笑わなかった里子ちゃんでしたが、回数を重ねるごとに笑顔が見られたり、声を少し出したりしてくれるようになり、どんなことも夫婦にとって初めてのことばかりでとても嬉しかったのを覚えています。会えない時は、「今何しているかな?」というのが夫婦の日常の会話になっていて、私たちが満たされていることが増えていきました。

 初めての内泊の時は、初めてのことばかりで、あたふたしながらも楽しく過ごしたのを覚えています。ぐっすり寝ている夫を横目に、一睡もできなかった自分も。次の日の寝不足は幸せなものでした。

 外泊では、施設とは違う環境に戸惑っている様子も見られましたが、私たちの家に里子ちゃんが来てくれていることが嬉しくて、沢山話しかけ、笑いかけ、触れ合って、1分1秒を本当に大切にしました。そうしていくうちに、表情や動きにも変化が出てきて、私たちも声を出して喜び合っていました。外泊中に里子ちゃんが体調を崩してしまうこともあり、心配でたまらなくなる時もありましたが、施設の先生方に支えられながら乗り越えられたことが、夫婦にとってちょっとした自信(心構え)ができたようにも感じます。

 委託が始まって約2ヶ月。里子ちゃんもすっかり私たちに心を許してくれて、笑顔をたくさん見せてくれています。とにかく可愛いという気持ちと、日々の生活を送ることに必死な私たちです。一緒におでかけをしたり、イベントごとを過ごしたりすることが本当に楽しくて、里子ちゃんのおかげで人生がきらきらと輝いています。委託前は、自立した人に育ってほしい、社会に出て強く生きていける人に育ってほしいなど、色々な思いがありましたが、生活をしていくうちにそんな理想はあまり考えなくなり、将来のことも大事ですが、それよりも今は、この瞬間を大切に、一緒に感じて過ごしていきたい気持ちしかありません。

♪ 次回は 養子縁組里親さんの里親体験談  をご紹介します。

 

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