2026/10/28
ももかぐこらむ No.7
* * ♪ ♬ ももかぐこらむ ~知ってみよう、里親のこと~ ♬ ♪ * *
10月は里親月間ですので、ももかぐこらむNo.7~No.10で4つの体験談を順次ご紹介いたします。
7回目の今回は、養育里親さんの体験談をご紹介いたします。
里父さんに里親登録時の意識の変化、里子との出会い、迎え入れてからの生活について綴っていただきました。
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不妊治療を終え、病院での特別養子縁組の説明会に参加した時に、『里親制度』というものを知りました。『里親』について全く知らないわけではありませんでしたが、その時に初めてリアルに『里親』という存在を認識しました。その後、妻と特別養子縁組の資格を得るために『里親』の研修・勉強会に参加するようになりました。参加を重ねるに連れて、自分たちの中で特別別養子縁組の資格を得る為の『里親』から、実親のもとで生活出来ない子どもたちの為の『里親』へと意識が変わっていきました。そして、数回の養護施設の実習を終える頃には、里親として子どもを受け入れて養育していきたいと思うようになりました。
ところが、私たちが『里親』として登録後、しばらくしてコロナが蔓延してしまい、なかなか里子の受け入れを行えるような状況にはなりませんでした。コロナが少し収束した時に里親トレーニングに参加したのですが、トレーニング時に予定していた子の体調が芳しくなく、急遽代理の子で研修をすることになりました。小さな小さな赤ちゃんで、癇癪が激しく、泣ききってしまう女の子(ななちゃん : 名前は仮名)でした。気が付けば研修を終えてもななちゃんの事が頭から離れなくなっていました。
それから月日が経ち、里子の受け入れの打診がありました。待ち侘びていた打診に喜び、また同時に覚悟を決めてマッチングに向かいました。そこで出会ったのは、以前トレーニングに協力してくれたななちゃんでした。運命を感じました。コロナ禍の中でのマッチングだったので、出来うる限りの時間を作って、何度もななちゃんに会いに行きました。会うたびに違う表情、仕草を見せてくれるななちゃんを養育したいという気持ちが強くなり、いつの日か将来、養子縁組をして家族として迎え入れたいと思いました。マッチングを終え、今は妻とななの3人で生活をしています。
先日、ななが我が家に来て二回目の誕生日を迎え、無事3歳になりました。ななは、毎日のように『パパ大好きだよ』『ママ大好きだよ』と語りかけてくれます。ななに愛情を注いで感情豊かな活発な子に養育したいと思っていたのですが、むしろ私や妻に、ななが愛情いっぱいに接してくれ、心癒される日々を過ごしています。持ち前の癇癪と気の強さは健在していますが…。
のびのびと愛情豊かに育ってくれているななが、今は、私たち夫婦の希望であり幸せのシンボルのような存在になっています。今はまだ、里親里子の関係ですが、将来的には家族として迎え入れる気持ちには変わりはないどころか、日々その想いが強くなる毎日です。
なな!ウチに来てくれてありがとう! パパもママもななちゃんが大好きだよ!
♪ 次回も 養育里親の体験談 です。